2005-01-01から1ヶ月間の記事一覧

連鶴変形不要論

折りきれないパターンばかり考えていたので、 今度は現実的な正方形からの分割を。 直角を2つ持つ「はた形」は、 正方形とそれ自身の相似形2つに分割出来るので、 フラクタルっぽく成長させてみたり、 単純にひたすら分割してみたり。

連鶴変形実験

CAD上で試行錯誤中、 内接円を持つ「台形」が2種の「はた形」に 分割出来る事を、この歳になって初めて知る。 苦労した割に単調で地味だった渦巻き連鶴に、 早速「はた形」変換を適用。 (無限につづく)

展開図化への すごい 壁

微妙な角度の部分があって 正確な展開図が描けなくて困っていたり。 折る度変わる頭部造形。 「二度と同じ物が折れないのが折り紙ですから」

連鶴変形空論

(つづけない) 渦巻き連鶴パターン例。 図を描いて力尽きる。

連鶴変形実践

「はた形」のユニークな敷き詰めパターンを模索。 直角二等辺三角形+正三角形の「はた形」に感涙。 コロニーを互いに干渉させるとゴミ(正方形)が。惜しい。 無限に小さくなっていく部分は到底折りきれないので、 折り止めパターンを考える。(つづく)

連鶴変形理論

思い付いたまま、色々あって棚上げ状態だった 川崎さんの折り鶴変形理論*1を応用した連鶴を 少しずつ考えていこうかなと。 現在のレギュレーションは ・「内接円を持つ四角形*2」でタイリング。 ・各変形鶴の中心は「鶴心*3」とする。 脚注 *1:雑誌『折紙探…

『ぶあついカラペの子』

小さい頃からおかしいとは思ってた。 「カラペにしては厚すぎる」と兄弟にからかわれ、 「こんな色、カラペにはないわ」と母さえ首をかしげた。 ある日、生まれて初めて鏡をのぞき込んだ時、 疑念が確信に変わった。 「僕はいつか見たあの美しい白紙だったん…

新たなる翼

改良済み各パーツで組み上げてみる。 15cmでも折れた…けど右画像は27cm x 27cmから。 今年の関西コンベンション講習はこれでいこうかと思いますが、 今回今ブログで扱ったように、 パーツ単位に分解しての造形詳細解説がメインになるでしょう。 各自15cmホイ…

とりかえばや

尾羽部分の「背割れ」回避。→ 一番上の羽がカバーになるので、まとまりも良くなった。 一折二鳥。 ↓尾羽部分展開図(高低差グラデーション仕立て)

「悪魔」の鶏頭

顔回りを少し変えてみる。 頭が小さくなったように見えたら成功。 構造は変わらず「悪魔」頭部そのまま。 内部カドを裏から出して鶏冠にしている訳で。

『魔法の紙』

私はついに手に入れた。 信じられないほどの薄さなのに 絶対に破れる事が無く、色落ち・退色も皆無、 圧倒的な質感、確かな座屈感、理想の形状保持能力を持ち、 少しの狂いもない完璧な正方形……。 そう、私が今手にしているのは、究極の折り紙なのだ。 帰途…

『オリガミ少年』

とある日本の山中で、オリガミに育てられた少年が発見された。 彼は発見者である、とある村のとある夫婦に引き取られ、 人間の人間による人間のための教育を受けた。 そして数年後、村の入り口に二本足で立つ少年の影。 言葉を覚えた少年が、大声で叫んだ。 …

立方体の開き その4

渦巻きを取り入れたカッティング例。

立方体の開き その3

例えばオレンジとレモンを渦巻き状に切り開く。 立方体の展開図は、 この渦巻き2つか、4つか、8つ連結で表せる。

立方体の開き その2

空洞な立方体を右図のように赤線で切断すると。 同じ形で分割出来る。 2分割と8分割は見ての通り 正方形3枚が合わさった形(以下オレンジ)に。 4分割は三角錐(以下レモン)に。 このオレンジとレモンは相互に折り変形出来るので、 同一展開図で表せる。 (…

立方体の開き その1

かなり以前、ダイス創作の際、 立方体の展開図を考えていて脱線した結果 気に入ったパターンの一部。

まだ続く すごい 改造

カド配置を大幅に変更。 トンデモ構造をさらなる高みに導いてみたり。 …CAD上で整合性チェックすると案の上誤差が出た。 折り出し点が見つからない。 兎角この世はままならない。