『オリガミ少年』

とある日本の山中で、オリガミに育てられた少年が発見された。
彼は発見者である、とある村のとある夫婦に引き取られ、
人間の人間による人間のための教育を受けた。


そして数年後、村の入り口に二本足で立つ少年の影。
言葉を覚えた少年が、大声で叫んだ。


「オリガミが来たぞ〜!!」


村人達は手にハサミやノリを持って飛び出して来た。